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  • ゲ砂焼き鳥の無料エロ同人








  • 復讐の異色眼兄妹(オッドアイズ)~種付けして完全催眠~


    1話目はエロもグロもありません。
    お許しを!!
    強いて言うのなら、一緒に風呂に入る程度

    1話 隔離された平和な村 ヒロイック村(♡1)

    魔王が『勇者』に討伐されてから300年以上の月日が流れた。


    勇者と呼ばれた者は自身の子孫を残し、そのものたちがこの世界を守り続けるであろうと思われた。

    だが、現実は大きく異なった。

    人々は勇者に対する感謝の気持ちを忘れ、次第に勇者の力に怯え始めた。


    そう、勇者の血を引くものには共通して『異能』と呼ばれる特殊能力を持っていることが分かったのだ。

    この『異能』を持っているからこそ勇者が魔王を討伐を出来たのだ。


    しかし、魔王が討伐された今、その『異能』は不必要なものとなり、その強力な力に怯えた。

    王などの高身分な者からすればその力は、いつでも国を乗っ取ることができるという威圧感を放つ力なのだ。

    仮にもし暴走を始めたら制御出来ない力なのだ。


    誰も止めることが出来ない力___『異能』を恐れた各国の王は「勇者様の血を他の血で汚す訳にはいかない」と言い、勇者の血を引く者たちを1箇所の村へ集め、他との交流を断たせると言う事実上の隔離を行った。

    この事を、「勇者の隔離制度」と呼び、隔離した村を『ヒロイック村』と名付けた。



    そして、700年後。



    ヒロイック村では、今日も朝がやってきた。

    丁度、村の中央付近に存在する二階建ての家のとある部屋の窓から、日の光が入り込み、その部屋の主にへと朝を告げる。

    にも関わらず、その主は目を覚ます様子がない。


    「お兄ちゃーん! ごはんだよー!」


    下の階から呼ばれた言葉によって、布団から起き上がった。

    そして、目に日の光が当たり、目を細める。

    と同時に現在が朝なのだと理解する。


    「はっ! もう、朝か!!」


    そう一言呟くと、お兄ちゃんと呼ばれた俺は、急いで階段を降りて、リビングである1階へと向かう。

    そこには、銀髪のツインテールの赤く輝く眼を持つ少女が立っていた。



    「もう、遅いよお兄ちゃん!」


    そう、この銀髪ツインテールこそ、俺の妹の『リオ・アベン』だ。

    リオは俺より2つ年下であるが、その見た目だけならば、俺と同じくらいに思えるほどの雰囲気を漂わせている。


    「リベル、早く座って、食べるわよ〜」


    声のする方へと向くとそこには金髪の長い髪をポニテールで束ねた女性がいた。

    リオと同じで真っ赤な瞳をしているのである。

    何を隠そう、俺の母だ。

    俺たち2人を産んだ母だが、息子の俺に分かるほど綺麗な顔立ちをしており、20代に間違えられる自慢の母だ。

    実際は、さんじゅ____っと、何やら母の目付きが鋭くなったので、これ以上は考えないでおこう。


    四角のテーブルの回りに4脚の椅子のうち、空いている1脚に腰を下ろす。

    リオと向かい合うようになっている。ちなみに母はリオの隣にいる。


    俺が座るのを確認した母は手を合わせて、食事を始めた。

    そのあとに続き、俺たちも食事をする。


    回りを見回すと、家族か1人足りないことに気づいた。


    「あれ、父さんは?」


    「お父さんなら村長の所に集まって会議しているわ。 リベルが早く起きていれば一緒に参加したら良かったんだけどね」


    「いやぁ、会議とかに参加してもなぁ......」


    さっきから言っているリベルってのが俺の名前だ。




    『リベル・アベン』

    母と同じ金髪の普通の男だ。

    ちなみに、俺たちの家族はみんな真っ赤な瞳をしている。


    と不意にリオがニヤリと笑みを見せた。


    「お兄ちゃんだったら、参加してもみんなの言っていること分からないんじゃないの〜?」


    「まぁ、それもそうねリベルじゃあ......ねぇ」


    「な、なんだとー! 俺だって.....わ、か、らなくも.......ない、こともなぃ.......」


    お恥ずかしい話、実は、前回参加した時に訳分からなくて熟睡してしまったことがあるので強く否定できない。

    むぅ。


    「あ、そう言えばリベル、ちょっと、隣の森で植物とか採集してきてくれる?」


    「採集? んまぁ、いいけど」


    「ありがと んー、でも、リベルだけじゃあ心配ね......」


    「じゃあ、私もついて行くよ! お兄ちゃんだけだと迷子になって帰って来なくなるかもしれないから!」


    「そうね〜 リオが一緒なら安心だわ」


    「ちょっ、俺をいったい何だと思っているんだー! 何を根拠に......」


    ......やべ、思い当たる節しかない。

    いや、と言うのもね、隣の森って結構遠いんだよ。


    母さんは俺の顔から察したのかそれ以上は言わずに、長方形の箱を差し出した。


    「じゃあ、これお昼用の弁当ね。」


    「うい。 じゃあ、行こうかリオ」


    「うん!」





    隣の森についたわけだが、ここは草木が生い茂っていて、大自然の特有の雰囲気を感じる。

    上手くは言えないが、空気が美味しいということだ。


    さてと、なんかそれっぽい植物でも適当に拾い集めますか。


    俺とリオは背負っていた籠に次々と採集した植物を入れていく。

    当たり前だが、森は平らではなく凸凹としているため、色んな所の筋肉を使う。

    だから体温が上がり、身体から汗が滴り落ちるのだ。


    「これと、これっと......」


    「お兄ちゃん、その先は!!」


    リオの声に気づき、俺は顔を上げると、目の前には4メートルほどの柱が立っていた。

    柱にはよく分からないマークで彫刻されていた。


    「おっと、危ねぇ、この先は危険なんだよな」


    「え? うん、そうだよ! ちょうどお昼頃だし、引き返してお弁当食べよっ」


    少し戸惑った様子を見せたリオだが、多分俺がこの柱が危険だと言うことを知っていたのに驚いたのだろう。

    まぁ、んなことより、とにかくは腹ごしらえだ。


    来た道を何メートルか戻り、ちょうど良い場所に腰掛ける。

    そして、弁当を開き、食べ始めるのだ。


    「くぅー! 口の中に広がる肉特有の旨み!噛むほど溢れ出す肉汁が食欲を掻き立てる!! 美味い!」


    「えぇ!? もう食べ終わったのお兄ちゃん!?」


    「まぁな!」


    「んー、お兄ちゃんまだ食べられる? 私、お腹いっぱいで......」


    「お? ありがとー」


    「はい、口開けて」


    「え____!?」


    貰おうとしていたら、俺の口に入れてくれた。


    ん?


    「じゃあ、行こっか♪」


    「あ、あぁ」





    森から出て村へ帰る帰り道。

    その頃には既に昼と夕方の間位の時間になっていた。


    「ねぇ、お兄ちゃん!」


    「んー?」


    「えっと、お兄ちゃんって、『異能』はまだ分かってないの?」


    「うっ! ま、まぁね!」


    そうなのだ。

    自慢じゃないけど、俺は村で唯一、なんの『異能』かわかっていないのだ。

    ちなみに、

    母さんは『何かを無にする力』

    父さんは『未来を見る力』

    リオは『何かを吸収する力』らしい。


    「私、お兄ちゃんの異能。 わかる気がするんだ」


    「うん? 例えばどんなー?」


    「お兄ちゃんって、みんなにモテるよね? 例えば、村長の娘の人とか」


    「ええー、そうかー?」


    なんか今日のリオはいつもと違うというか、変な質問するなぁ


    「おっ、お兄ちゃんって好きな人いるの?」


    「ん?」


    「すっ、好きな人いるの?」


    ほほう。

    なるほどなぁ。

    分かったぞ!

    人に好きな人いるかどうか聞くってことは___


    「リオ、お前、好きな人が出来たんだな? 」


    「えっ、うん、いやっ、結構前から......」


    「結構前から!? ......っと村に戻ってきたな。」


    村に戻ってからリオは顔を真っ赤にして喋らなくなったので、俺も詳しくは聞かなかった。



    「あら、おかえりなさい。」


    家の扉を開けると同時に母さんの声がしたので、その方へと振り向くと、料理を作っていた。


    「ただいまー」


    「母さん今日の晩御飯は___」


    「汗かいたでしょう荷物はそこら辺に置いて、先にお風呂に入ってなさい。 長めに入って、汗をしっかり流しなさい。」


    でた!

    母さんが晩御飯を教えてくれない日は俺の好きなメニューの時だ!

    驚かせ喜ばせたいつもりだろうが、読めるぜ!

    まぁ、嬉しいことに変わりないけどねっ!


    「じゃあ、リオ先に入りな 俺はリオが出てから入るよ」


    「お兄ちゃんが先に入って!......私は後で入るよ」


    「う? いいのか、でも___」


    「大丈夫だから!」


    「そうか、なら先に失礼します!」


    多分、人に言いづらい理由があるのだろう。

    これ以上聞くというのはやっぱりまずいな。





    「ふぅー、生き返りますなぁ〜」


    先程、身体を洗い終わり、ようやく湯船に浸かったところだ。

    程よい湯加減と言いますかなんと言いますか。

    この良さを誰かに分かって貰いたいですな!


    ガチャッ


    ん?

    ガチャ?


    俺は反射的にその音のなる方へ視線を向けるとそこにはリオが居た。


    !?????!??


    「リオ! おまっ、ちょっ、と、まって! す、すまない、そんなに長かったか? もう、すぐ出るからちょっと待ってく___」


    「お兄ちゃん、いっしょに入ろ?」



    な、なにぃぃいーー!?!?

    いっ、いっしょに入るだと!?


    「えっ、いや、確かに、小さい頃は入っていたが......その、お前は大丈夫なのか? 俺と......」


    「うん、いっしょに入りたい」


    「な、ならいいんだ」


    リオは俺の顔に向いて微笑み、身体をゆっくりと洗い始めた。

    泡立てた手で大きな膨らみの2つを円を描くように動かし、てっぺんにあるモノをコリコリといじる。


    「んっ、あっ、んんっ!」


    そして、腰をくねらせながら、手を下へと動かし......


    おかしい。

    これは身体を洗うような動きではない。

    いや、女性はこのように洗うのだろうか?

    と、とにかく、これ以上見ては、いくら妹と言えども、俺の下半身にあるイチモツが反応してしまう。

    それはまずい。

    なので、俺は顔を別の方へと向ける。


    きっとリオは俺と相談をしたいのだ。

    そうに違いない!

    相談しに来てくれたのに俺が妹に欲情してどうする!

    そうだ、俺は、リオの兄のリベルだ!

    俺は兄だ!


    「お兄ちゃん、私も湯船に入る......よ?」


    「う、うん。......うおっ!」


    リオの柔らかい身体が当たり、恥ずかしい声を上げてしまった。

    俺ん家の湯船は広くないため、2人はいると身体を引っつけることとなるのだ。


    「お、お兄ちゃん......私、お兄ちゃんが......好きっ」


    「へ? ......あ! あぁ、俺も好きだよ」


    そりゃあ、兄妹ですし、仲良く......


    「違うの!! 私、お、お兄ちゃんと、けっ、結婚した......い」


    「え、そ、それって意味分かって___」


    「う、うん! そ、その、こどもだって......ほ、しい」


    やばい!

    そんなこと言われると、リオのことを余計意識してしまう!

    ただでさえ、最近、女として見てしまいつつあったので、特にだ。

    リオは綺麗な顔立ちに豊富な胸で美しいくびれ、程よく閉まったヒップっと、ルックスも俺好みだ。

    し、しかし


    「リオ! その、話は風呂から出てからにしようぜ、そうしよう!」


    俺は焦るように湯船から出る!

    あれ以上あそこに居たら、おかしくなりそうだからだ。

    そして、風呂場から出る。

    風呂場から出ると




    違和感を感じた。




    静かすぎるのだ。


    無音


    それこそがこの場を表すのにふさわしいだろう。

    心底震え上がりそうな恐怖が走る!

    そして、直感する。


    これはまずいと。


    俺は簡易な服に着替え、リビングへと向かう!

    するとリビングでは先程の真逆だった!


    例えるなら真夏のセミの如く!


    だが、外から聞こえるのはセミではなく人の声!

    様々な声___それも荒々しいほどの声___が耳を刺激する!


    それらと同時に視界に入って来たのは荒らされたリビングだ。

    あった机は粉々となり、所々に引きずられた血の後と、泥による足跡が存在していた。


    「な、な......なんだよ、これは!!」


    「お兄ちゃん、どうしたの__!!! え? 嘘、何、これ.......」


    「そ、外は!! さっきから聞こえる声は!?」



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