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  • ゲ砂焼き鳥の無料エロ同人








  • 復讐の異色眼兄妹(オッドアイズ)~種付けして完全催眠~

    途中、BLっぽいシーンが入っていますので、その所は流してくださいっ!!


    一応、リベルは入れたり入れられたりしませんので、安心してください!!


    27話 地下奴隷収容所での食事、そして帝国所属・ライズ国へ

    ______地下奴隷収容所______


    先程から脱出するための方法を考えているものの、

    具体的な良い例が見つからない。

    ......唯一、可能性として挙げられるのは、俺が奴隷として売られた後だろうか。

    その時なら、流石に監視なるものも存在しないだろうし、当たり前だが、壁も存在しないため、この奴隷収容所よりも自由がきいて脱出しやすいだろう。


    なら、今の俺の脱出しやすいするための最善の方法は早く奴隷としてこの場から抜け出すことだ。

    しかし、そう決まったものの、いったい何をすればよいのだろうか?

    自らが奴隷としてのアピール......しかし、露骨すぎては逆に何かを企んでいると考えられてしまうため、少しだけ優れた所を見せるのが敵策か......。

    いや、その"少し"のアピールに相手が気づかれなければ、それこそ無意味に等しい......。


    そのように奴隷としてのアピールの内容や度合いなどを考えているうちにも、時間は進み続けている。

    もちろん、アピールのアイデアは出る。

    だが、結局の所、アピールを露骨にするか、謙虚にするかの2択で詰まり、何も行動することができなかった。


    「くっ......そっ。考えてばかりで何もできなかったか。この調子だと、いつまでここにいることになるのかわからないな」


    今日を振り返ると、この地下奴隷施設の厳重さは理解できた......。できたのだが、結局そこまでだ。

    このように脱出できていなければ、何も変わらない。

    今日できないことが、明日になるとできるとも限らず、今、行動できないなら、きっと明日も、その次も、行動できなくなる......っ!!


    ......だ、ダメだ、熱くなるな。

    冷静にクールにならなければ、この場を好転させることはできない。


    「すぅっ......はぁぁぁぁ。一旦、落ち着いて冷静に考えてみようか」


    まず、奴隷の立場では無く、奴隷を買う立場として考えてみるとしようか。


    俺がもし、買うとするのなら......やはり、女の奴隷だろうか。

    男の奴隷はわからないが、女の奴隷なら中出しして催眠状態にしてしまえば、忠誠心を作ることができる。

    これは、俺の場合......か。


    一般的に考えるためにも、まず奴隷に何を求めるかだ。


    労働力を求めるのなら男の奴隷だろう。

    筋力や体力面でもどちらかと言えば優れている者が多く、長時間の労働に使用できる。


    逆に、家事、雑用などを任せるのなら女の奴隷だろう。

    一度に複数の作業をするのが得意な者が多く、効率よく、家事、雑用に使用できる。


    もし、性欲を処理させる目的として......つまり、性奴隷として買うとするのならば、異性の奴隷を購入するのだろう。

    が、奴隷を所持するのは、男が多いだろうから、必然的に性奴隷とされるのは女の奴隷が多くなるだろう。

    それに、『奴隷を孕ませる』のと『奴隷の子をはらむ』のとじゃあ訳が違う。


    とすると、必然的に仕事させれて性奴隷としても使用できる女の方が需要がありそうだ。


    ......。

    俺は男であるため、奴隷として売られるのには時間がかかりそうだな......。


    「おーいリベルくんー!」


    声のした方へ顔を向けると、トランがこちらへ近づいて来ていた。


    「あっ、トランさん。どうしたのですか?」


    「いやぁね! リベルくん、ご飯食べてなかったよねっ! だから______はいっ!」


    トランの差し出した物に目をやると、お盆の上に調理された物が並べられていた。

    料理は多種多様で、様々な色合いを持っており到底奴隷に向けられた料理だとは想像できないものだ。


    「こ、これは......」


    「ん? あぁ、この料理を見て驚いたんだねっ!」


    「はいっ。その、僕がイメージしてた奴隷の食事とは違うので......。」


    「ははっ、ぼくたちはここでは商品だからねっ! 買われるまでの間は丁寧に扱われているんだよっ!」


    「な、なるほど......。 では、せっかくですから、いただきます」


    俺はトランからお盆ごと受け取り、早速その料理を口にした。

    ......ん。

    味が無いとか、変なものが入っているとか警戒してたが、問題は無く、むしろ美味しく感じるものだった。

    栄養バランスも見た感じ良さそうであり、このように美味しく調理することができるのであれば、正直、そこら辺の一般市民より健康に過ごすことができるのでは無いかと錯覚するほどだ。


    「どう? 美味しいよね!」


    「んむっ、んっ、はいっ!」


    「だよねー! それじゃあっ、ぼくも食べよっかな」


    そう言ってトランは俺の隣に座ってきた。

    新人の俺を気にかけているのか......?


    「えっと......いつも料理はこの時間にくるのですか?」


    「この時間っていってもわからないけどねっ! まぁ、だいたい、一定の時間に来ているとおもうよっ! しっかりとしてるよねっ!」


    「そっ、そうですねっ......。」


    奴隷が奴隷商人を褒めているというのは実に摩訶不思議な光景である。


    ......。

    出された料理(これ)がただ単に商品の品質維持、品質管理のための食事だとすると、奴隷として売られず余った奴隷たちは地下奴隷施設の下に行くにつれて、食事が貧困なものになっていくだろう。

    そうなれば、また奴隷としての価値が下がり、購入希望者が寄り付かなくなるという悪循環が産まれる。

    なら、この美味い料理が出て、時間がある間になんとしても俺の奴隷としての価値を上げてとおきたいところだ。


    「そう言えばさ、リベルくんは奴隷になる前......つまり、ここに連れてこられる前はどこにいたの?」


    ......ん?

    探りを入れてきたのか......?

    いや、それともただ単に会話を繋げるため......か?

    ......別に素直に答えた所で何も無いか。


    「リンクネクトですね。そこで道中を歩いていたところを眠らされて誘拐されちゃいました」


    「えぇ!? リンクネクトっ!? いいねぇー、行ってみたいなぁ......。 ぼくは行ったことないからなぁ......」


    「ん......と、トランさんは、どこで捕まったのですか?」


    「うん。ぼくはねぇ......多分、名前を言ってもわからないだろうね。だから、簡単に言うと貧民街に住んでたんだ。」


    「あっ......すみませんっ、なんか、そのっ......」


    「ううん、いいよっ! ......あそこでの暮らしは大変だったよ。寝るところも安全じゃないし、いつ"もの"が食べられるか、わからなかった。だから、この地下奴隷施設での暮らしは......正直いいものに感じるんだ。」


    「......国の支援は_____あったら、そうはなってないですよね......」


    このトランっていう男も、王国の犠牲者だったのか。

    ヒロイック村は王国によって滅ぼされ、この男の所は見捨てられた。

    ......どこか、似たような境遇のようにも感じなくもない。

    そして、明るかったトランの表情は暗くなっていた。


    「うん......。 ご、ごめんねっ、こんな暗い話しちゃって」


    「い、いえ! 大丈夫.....ですっ」


    「あっ、食べ終わっちゃった? それじゃあ、片付けてくるよ」


    トランは俺からお盆を取り、自分のと重ねて、この場から離れた。

    きっと、過去のことを思い出してきたのだろう。


    なるほど......な。

    確かに、過去に安全じゃない暮らしをしていたのなら、今のここでの暮らしで喜びテンションが上がるのも無理はない。

    労働することも無く、食事が出てくる......これだけでも充分すぎるのだろう。


    ......そんな考え事をしていると、何やらこの場が騒がしくなってきたのだ。

    ガヤガヤともザワザワとも表現できるほど、騒音のようにこの場の男たちから声が上がり始めた。

    宴会でもやっているのだろうか。


    俺は立ち上がって、男たちの声のある方へ向かうと______


    ______衝撃の光景が広がっていたのだ。


    「な......なんだよこれっ!」


    目を疑うとはこのことだろう。


    そこにあった光景とは

    この地下奴隷施設の全ての男が騒ぎながら服を脱ぎ始めていたのだ。


    酒による悪酔いを疑ったが、それを自分自身で否定する。あの食事には一切、酒なるものが入っていなかったからだ。


    で......ではっ、これは意図的な行為......か?

    しっ、しかし......それは、あまりにも、おぞましすぎる......。


    服を脱ぎ終わった男たちは、それぞれがなんと、愛し始めたのだ。

    肌を重ね、欲を満たし合い、男特有の低い声が響き始める。


    「うっ.....えっ、こ、これはまずいっ!!______っ!!」


    俺は恐怖から腰を落とし、後ずさると、何かにぶつかった。


    「んっ、リベルくん! どうしたの?」


    「トランさん! えっ、えーと、こ、これはいったい......っ!?」


    「あぁっ、食事の後はみんなそうなんだよっ!」


    食事の後はみんな......そう?

    やはり、食事に何か細工をされていたのか?

    し、しかし、俺は別に、そんな男同士での行為など考えもしないが......。


    「そ、そうなのですか______っっ!!」


    トランはゆっくりと腰を落として、俺の背中を撫で始めた。


    「そうだよっ、みんな......そうなんだ。 リベルくんはどう......?」


    「いっ、いや、僕はそんな気無いですっ!」


    「そう言わずに......1回だけ、してみない?」


    抱きつくように両手を俺の前に回して、耳元で囁くように話始めた。

    正直、勘弁してほしい。


    「いや、止めてくださいっ! 俺はそんな気ないですから!!」


    トランを弾き、背中を取られないために、振り向く。

    すると、逆上して襲いかかってきたのだ。


    「な、なんでだよっ! 優しくしてやったじゃんか、やらせろよっ!!」


    「んっ!! や......めっろっ!_____っっ!!」


    ふと、目線を下に向けると、トランのは、大きく膨れ上がって自己主張をしていたのだ。


    俺を見てそんなに大きく......。

    ......。

    ......ん?


    いや、今の発想はいくらなんでもおかしい。

    当たり前だが、俺はそんな気なんて全くないし、同性を見て、興奮したことなどない。

    だが、この心音はなんだ?

    心臓がきゅっ......と閉まるような感じは言いたくないが、まるで......あれである。


    だめだ!

    おかしいおかしいっ!

    俺はリオが好きなんだ。

    そんな、俺がなぜ、こんな感情を抱く!

    何か原因があるはずだ......。

    何か......。


    周囲を見回しても、あるのは男と壁のみ______が、展示のある一点が目に止まった。


    うっすらと見える小さな穴......。

    その穴から、視界が歪んで見えるのだ。

    ______まるで、流れるように。


    ______っっ!!!!


    瞬間、首元に強い締め付けが走った!!

    そして、壁に強く叩きつけられるっ!!


    「______がぁっはぁっっっ!!」


    トランによってやられたのかと思い、目を開けるが、視界にトランは映らなかった。

    いや、トランだけではない!

    先程まで同性で楽しんでいた男たちも共に居なくなっていたのだ!


    「これは______んっ!! ......なるほど、この首輪か。」


    そう、俺を引っ張り、壁にぶつけたのは、この首輪だ。

    この首輪から光のチェーンが伸びて、壁に引き寄せたのだ。

    それは、俺だけでなく、どうやら全ての男たちに言えることで、皆、壁にぴったりと動けないように貼り付けられていた。

    そのため、先程、視界に映らなかったのだろう。


    そんなことより、重要なのは、このようなことを起こせるのは______あの女2人だけだと言うことだ。


    「やぁー危ない危ない......。大丈夫だったー? リベルくん」


    「......服装が整っているところから見て彼は、無事のようです。」


    「......やっぱり、あんたらか。で、これはなんのマネだ?」


    「おめでとうっ!リベルくんを奴隷として買う人が決まったんだ!」


    ......何?


    「もう、俺を買いたい人が出たのか?」


    早い。

    いくらなんでも早すぎる。

    いや、そのおかげでトランにやられずに済んだわけだが、こうも俺に都合よく動くというのは裏があるのではないかと、疑ってしまう......。


    もしや、リオか!?

    リオが俺を奴隷として買ったのか!?

    それなら、事実上、自由になっ______


    「お相手は『帝国所属・ライズ国』の王______マキシード・プライム・ライジングさんです。」


    「マキっ......その王の奴隷に俺がなると?」


    王......男か?

    だとすると、俺が異能を使えるというのを知っているのだろうな。

    いや、まて、なんだ、その帝国所属ってのは......。

    言葉から想像だが、他に似たような国が多くある......のか?


    もちろん、そのような俺の考えなどこの女2人に届きはしないが。


    「そそっ、その王は自分の手で男を落とすのが好きだからねっ!」


    ......ん?

    自分の手で男を落とす?


    「えっ......。それは、どういう______」


    「......マノミさん、そろそろこのリベル・アベンを『帝国所属・ライズ国』に送る時間です。」


    「あ、そーだねっ、それじゃあ、雌落ちしないように頑張ってね、リベルくんっ! さよなぁーらぁ〜!」


    マノミが手を振ると同時に、俺の両手が後ろで束ねられ、地下奴隷施設(ここ)に来た時と同じように大きな筒状の物に包まれる!


    「お、おい、ちょっと待ってくれ!! その王ってのがっ! 男、をっ......落とす、のが好きってっ......どうっ.....い、う______」


    急な眠気に襲われた俺は抗う暇もなく、重くなったまぶたを閉じた......。








    ______『帝国所属・ライズ国』______


    不用品処分を済ませた王______マキシード・プライム・ライジングは己の玉座に居座っていた。

    来たるその時まで、高まり続ける気持ちは、まるで新しい玩具を買ってもらう子どもの心にも近い。


    そして、その時が来たのだ。


    床から赤い光を放つ魔法陣が浮かび上がり、高速で回転を始めた。

    その魔法陣の模様が見えなくなるまで______一体化して、ひとつのディスクになっているのだと錯覚できるまで加速して行く......!

    そして、弾けた!

    その形状を保っていた光が弾け、散らばって消える。


    すると、その魔法陣があった場所に"依頼した物"が両手両足を______両手は後ろで______縛られた状態で横たわっていた。


    それはまだ寝ている。


    それの顔へと手を伸ばし、届いた実物を確認す......。


    「うむ。 余の欲していた物......だ」


    余がそれに触れた時、それは眉をひそめ始めたため、そろそろ目覚めるのだろう。

    ならば、余はその目覚めを玉座にて待つとしよう。


    ______王たる余の威厳を

    ______王たる余の栄華を


    この"物"に知らしめるために。


    これから、この物での行為、戯れを想像しただけで、身体が疼いてくる......っ。

    どのように甚振(いたぶ)ろうか。


    男を徹底的に堕として、虐めぬく。

    雌より雌らしく。

    快楽によがり、苦痛に喘げるよう、男の自尊心(プライド)を捨てさせ、ただ、余の欲する時______余の求める時に使用できる玩具にするのだ。


    「ふふっ、(たの)しみ......だ」


    興奮から王は、ゆっくりと舌で唇を湿らせた。



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