復讐の異色眼兄妹(オッドアイズ)~種付けして完全催眠~
エロシーンはありませんっ!
申し訳ございませんっ!!
強いて言うのなら、冒頭?のみですっ!
33話 姉弟でお土産選びデート(♡1)
・
オレはリダ姉と身体を重ねていたっ。
勃起したペニスを、熱々のリダ姉の腟の中へ差し込み、腰を打ちつける。
弟であるオレのペニスが入っているのにも関わらず、リダ姉の
オレのリダ姉への想いを、この腰の動きに乗せて激しく動かしていく......っ。
その肌と肌がぶつかり合う度に、リダ姉はいやらしい喘ぎ声をあげて、腟内をより一層締め付けるっ。
じわじわと熱が混み始め、快感が高まると同時に、リダ姉への愛も高まっていく。
姉弟だというのに、子どもを作る行為をしているこの現状に、罪悪感など無く、夢中になってお互いを求めたっ。
それは、まるで、お互いの愛を確認するかの如く______。
そして、高まる気持ちをリダ姉の1番奥に解き放つ......っ!!
どぷっどぷっ......と、オレの身体で作られた愛の素が、脈動を起こしてペニスから、愛するリダ姉の身体の中へ注ぎ込まれていくっ。
リダ姉と結ばれたのにも、関わらず______満たされない。
どこか、心に1つの穴が空いているかのような感覚に陥るっ。
なにかが______足りないっ。
愛せども、愛せども______その
そんな時、ふとリダ姉が、口を動かした。
ごめんなさい______と。
......。
...。
夢から意識を取り戻すと、外から鳴り響くちゅんちゅんっといった鳥のさえずりにて、現在が朝であるとを理解した。
暖かく居心地のよいベッドの中でずっと寝ていたいという気持ちを抑えつつ、オレは身体を起こす。
「ん.....。 もう、朝か。 ......リダ姉は______っと、まだ寝ているなっ」
オレの隣で、すぅーすぅーと鼻を鳴らしながら、リダ姉は眠っていた。
オレの隣で......。
......////
純粋無垢な表情で眠っているリダ姉の姿は、実に可愛らしく、男の悪戯心をくすぐるものだ。
......リ、リダ姉だって、オレに抱きついて来たりしたし、姉弟で触れ合うのは、普通のことだっ。
そうだっ、普通の......こと......。
そう自分に言い訳をしながら、リダ姉の頭に触れ、ゆっくりと撫で始めたっ。
サラサラとした髪が心地よく、オレが触れて動かす度に、美しい銀髪が光を反射して、煌めきを起こす______リダ姉は可愛いらしさと美しさの両方を合わせ持っているのだ。
「んんむっ......。......んっ______」
オレが夢中になって、リダ姉の頭に触れていると、リダ姉が、ごにょごにょっと、動き始めたため、オレはその撫でるのを止めた______が、時既に遅しで、リダ姉はそのまま目を開けて、オレの顔を見て笑顔を見せた。
「______あっ、フリードっ! 珍しく早く起きてたのですね〜!!」
「......珍しくは余計だろ、リダ姉。 それで、 ぐっすりと寝れたか?」
「はいっ! フリードと一緒なので、しっかりとぐっすりとですっ!」
「そ、そうか......それは、よかった......なっ。」
こんな恥ずかしいことを平気で言っていたら、勘違いする男も出てくるだろう。
変なのに絡まれねぇように、オレが傍にいねぇとな。
だが、いつかはリダ姉も相手を見つける。
そうなると、オレは傍に居られなくなってしまう。
だったら、今は______傍に居られる今だけは......リダ姉を独占していたい。
と、考え事をしているオレに、リダ姉は聞こえないよう小さく囁いた。
「それに______いい夢も見れましたし......////」
「......ん? いい夢......?」
「わっ! わぁぁー!! な、なんでもないですよっ!? なんでもないのですよ〜!! ......そ、それより、フリードは、何か夢を見たのですか?」
「うーんっ......。 オレも、夢を見たような気がするんだがな______ん?」
オレは無意識のうちにベッドの布団へ目をやると、丁度、オレのあの部分が膨らんでいたのだ。
「フリード? どうしたのですか?」
「______っっ!!! わ、悪いっ! 少しトイレに行ってくるっ!!」
「あっ! フリードっ!!」
このズボンにテントを張っている現状をリダ姉にバレるわけにはいかないため、オレは急いでこの宿屋のトイレへと向かった。
ズボンを下ろすと、勢いよく、反り返ったそれが姿を現し、ビクビクと震えていたのだ。
「なんだ.....これっ。 変な夢でも見てたのか?」
不思議に思いつつも、オレは用を足すことで、
すると、リダ姉は既にこの宿屋から出る準備をしていた。
「んっ......しょっ。 んっ______よしっ!」
「リダ姉、もう出る準備してんのか?」
「はいっ! 早く出て、ゆっくりと選びましょうっ!!」
「確かにそうだなっ。 よしっ、それじゃあ、行くか」
「はいっ!」
オレとリダ姉は荷物をまとめてから、宿屋を出た。
外に出ると、眩しい太陽の光によって照らされ、今日1日の始まりを脳が実感し、その自然の光を身体全体に染み渡らせる。
ポカポカとして、暖かく実に心地よいものだ。
その光から元気を貰ったのは、オレたちだけでなく、このリンクネクトにいる全ての人々も同じようで、活気溢れた声が所々から聞こえてくる。
「夜とは違って、朝はそれなりに多いな......。 リダ姉、どうする? この人数だと闇雲に行くってわけには______」
「とにかく、いってみましょぉーっ!!」
リダ姉は、オレの言葉を最後まで聞く前に、人混みの中へオレを引っ張って行った。
「お、おい、リダ姉! 何を買うかを決めてから動かないと、物凄い時間がかかるぞ!?」
「大丈夫ですよ〜 何とかなりますっ!」
「な、何とかって______」
「それに、決めた所で、どこにどんなお店があるのか、私たちは、わからないのですよ?」
「そ、それもそうだな......」
悔しいが、リダ姉の言う通りで、オレたちにはリンクネクトのどこに何屋があるのか、全く理解出来ていない。
この現状を攻略する手は思いつかないため、ここは大人しく、リダ姉の意見に乗るべき......か。
「だから、お姉ちゃんに任せてくださいっ!! ほらっ、止まっていると他の人の迷惑になりますよっ!!」
「あ、あぁ......。」
肩やら腕やらが他人とぶつかり、謝りながらオレはリダ姉の後に続いた。
辺りには、店や屋台が多く存在しており、さすが流通、貿易が盛んな所であると言えるだろう。
それぞれの店にはそれぞれの個性的な雰囲気を漂わせており、いい意味で統一感が無く、いつまでも店巡りをしていたいと思うほどだ。
「えっと、まずは戦闘に役立つものを買いましょうか......」
「戦闘に役立つもの......。 ポーションとかの回復薬や、小道具なんかが良いかもな。 とすると、雑貨屋か、よろず屋とかにありそうだ」
「あ、でしたら、あそこがいいですよっー! 早速入っていきましょぉー!!」
リダ姉はオレの腕に絡めて、近くにある店へと向かった。
店の扉を押すと、カランッ......と小さな鐘が鳴り、オレたちの入店を祝福し、内部へと誘う。
店内の様子としては、辺りに何段にも重なった棚が多く存在しており、その棚の上に、瓶のようなものから、何かよくわからない丸まった球体のようなものまで様々だ。
と、店内を物色していると、奥の方からこの店の主______つまり、店長らしき人物が現れ出たのだ。
「おうっ、お客さんか! ウチにはいろんな
「......っ。」
オレは横目でリダ姉に店長に説明してもらうよう合図を送った。
「あっ、えーと......はいっ! わかりましたですっ! あのぉ......」
「ん? どうしたんだお嬢ちゃんっ」
「お土産とかに、オススメのものとかないですかね〜?」
リダ姉の言葉に、店長は、「うぅ〜ん」と唸り、その顎髭をしゃわしゃわと触れながら、何かを思い出すように目線を天井へと移動させた。
「お土産......。お土産かぁ......。 その渡す相手ってのがわかんねっからなんとも言えねぇなぁ...... それは、いったいどんなヤツなんだ?」
「騎士団長さんです〜っ!」
「騎士団長!? 騎士団長ってのは、純白騎士団のか!? へぇ......。 面白い知り合いがいたもんだなぁっ!! しっかし、騎士団長への手土産かぁ...... ちょっと待ってな」
そう告げると店長は何かを探しに、店の奥の方へと向かった。
きっと、在庫置き場、あるいは貴重品置き場から、騎士団長にふさわしいものを探してくれているのだろう。
ふと、隣に目をやると、リダ姉が頬をぷくぅ〜と膨らませていた。
「な......なんだ? どうしたんだリダ姉......」
「もう、フリードっ! フリードも、店長さんと話さないとだめですよぉ〜!!」
「あぁ......うんっ。 まぁ、そう......だな」
「次はしっかりと......それも、敬語で話すのですっ!!」
「お、おう。 わかったよ、リダ姉っ」
「あ、ほら、店長さんが戻ってきましたよっ!」
リダ姉が顔で示した方______つまり、先程まで店長がいた所へ向くと、確かに店長が歩いて来ていたのだ。
だが、その店長の表情は険しいものだった。
「んー、探して考えたんだがなぁ......。 騎士団長ってんだから、戦闘に役立つもんがいいんだろうが、武器や小道具なんかは寧ろ......そのっ、邪魔になるだろうなっ。」
「ん......っ。」
リダ姉がオレの背中をつんつんと突っつく。
早速、店長と話せってことか。
「えーと......。 まぁ、そうっすね。 騎士団とかは武器とか小道具に、何かしら拘りを持ってそうですもんね」
「うむっ......。 ポーションとかも、拘る
「でしたらっ、
「ア、アクセサリー......? な、なぁ、リダ姉っ、重くないか、そのお土産......」
「もちろん、身体に不可のかからないような軽さのものをですよっ〜!」
「いや、その重さじゃなくて、そういうのは家族か、恋人かが渡すもんじゃねぇのか? 流石に、それをオレらがやるってのはちょっと違うと思うが......」
プレゼントでアクセサリーってのは、流石に重すぎるっ。
アクセサリーは四六時中、肌身離さず身につけて、何時でも、送り主を思い出し、アクセサリーを送り主として大切に扱うものだ。
自分の想いを伝えるために渡す人や、既に、恋人______あるいは家族となっている人が渡している。
そんなアクセサリーを土産として渡す行為は、まるで______愛の告白のようである
「......いや、ありかもしれんなっ。 坊ちゃん、別にアクセサリーっつったって愛を誓うロケットペンダントとかだけじゃねぇ。 もちろん、お守り的な小さな
「そういう......もんなんですか? 正直、ピンとこないすけどね。 オレん中じゃあ、
「っっ......ふふっっ」
「な、何がおかしいんだリダ姉」
「フリードって、結構______ロマンチストなのですね〜っ!」
「はぁ!? いや、別にそんなんじゃあねぇよ!! オレは______」
「えーと、で、ウチでアクセサリーを買ってくれるってことで、いいんだよな......?」
「はい! お守りのようなものをお願いします〜!」
「うし、わかったっ! 御守りなら......これだ! これがいいぞっ!!」
店長は近くにある棚から1つの小さな___手のひらサイズの___ものを取り出した。
それは、盾の形をしたプレートのようで、素人目ながらも、細かく丁寧に作られているのが見てわかるものだ。
そして、そのプレートには、更に小さな宝石がいくつか埋め込まれていた。
「おぉ.....。ん、この粒粒としたもんは一体......?」
「魔法石やらなんたらやら、忘れちまったが、どうやら
店長はそう言いながら、それを専用のケースに入れて、リダ姉に差し出した。
それを受け取ると、同時にリダ姉は値段を聞いて、懐からぴったりと払っていた。
「......っと、はいっ! ではっ、店長さん、ありがとうございました〜っ!!」
「おう、騎士団長にウチの店のことをよろしく伝えといてくれよなっ!」
「あぁ。 また、今度来た時に、
オレらを使って騎士団長に宣伝をして行くという商売上手そうな店長だな。
そう思って、オレたちは扉に手を______
「あ、ちょっと、待ってくれっ!」
「......? どうしたのですか?」
「2人は見たところ、冒険慣れしてるって感じじゃねぇな。
そう言って、店長は1冊の分厚い本を渡してきたのだ。
オレは反射的に、それを受け取り、それの表紙を目にする。
「これは......図鑑?」
「あぁ、そうだっ!
「あっ、ありがとうございますっ!」
「へへっ、良いってことよっ! お客さんを幸せにすんのが店長の仕事ってもんだっ! 店を出て、魔物やら、植物の毒にやられましたってのは勘弁だからなぁ!」
「ふふっ、なるほど......ねっ。 繁盛するといいっすね、店長さん」
「......おうっ!」
店長の自信に満ちた笑みを背にオレとリダ姉は、扉を開いて店から出た。
外へ出るとすぐに、リダ姉が腕を絡めて、再びぷくぅ〜と頬を膨らませた。
「もうっ、フリードっ! 所々、敬語じゃなかったですよぉ〜! なんですか、"っす"って! "っす"は敬語じゃないですよ〜!」
「いや、確かにオレの敬語は下手くそだが......リダ姉も人のこと言えねぇんじゃねぇのか!?」
「むむむっ......!! で、ですが、私のほうが、敬語は上手なのですっ! 少なからず、目上の人と話すからには、ある程度の敬語を使わないとだめですよぉっ!!」
「わ、わかったって......。 苦手なりに、頑張るぜ」
「フリードがしっかりと敬語が使えるようになるまで、ずっと、教えますからねっ!」
気づけばリダ姉は、ぷんすかぷんすかとしながら、オレの前へ歩いていた。
気づけばオレは、立ち止まっていた。
......。
「......つまり、敬語がずっと使えなかったら______ずっとオレの傍に居てくれるのか?」
それは、閃きのようであった。
だが、閃きにしては、心地よくは無く、寧ろ時間の流れが遅く感じるものだった。
それは______
______自分が自分じゃ無くなるかのような。
______自分が自分じゃ無いかのような。
遠くで、黄昏ているフリードがオレを眺めているかのような錯覚を覚え______
「フリードっ! フリードっ!! 止まっていたら迷惑になりますよっ!!」
「あ、あぁ......。悪い、今行く」
オレはリダ姉の近くに行き、共に歩き始めた。
「さてとっ、騎士団長さんに渡すものも、用意できましたし、早速、向か______」
ぐぎゅるるるぅぅ......という音が、不意に鳴り響く。
幸い、その音に気づいたのは、オレとリダ姉の2人のみである。
そして、リダ姉の顔は、みるみるうちに、赤く染め上げられ始めたっ。
「......」
「......っ////」
「はっ、腹減ったなぁ...... リダ姉っ、どこか飲食店にでも寄ろうぜ? な?」
「うぅぅ......//// はいっ......////」
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