復讐の異色眼兄妹(オッドアイズ)~種付けして完全催眠~
52話 海賊の勧誘〜集え監獄島アルカナドラーズ(※注意※男の娘sexシーン)
・
『墓地城レクイエム』
ここは『勇者』が魔王を討伐するまでの間、魔王軍へ挑み、敗れて行った者たちの魂の安息の地。
『勇者』と呼ばれなくとも、この世界を救おうと戦ったその勇敢なる亡骸は全てこの城にある。
城といったが、もはや城としての尊厳は無く風化仕切っているため、正確には廃城だ。
かつては巨大な教会のような城で、魔王軍との戦いでの勝利の際には多くの国の者がここへ訪れたが、勇者の異能への恐れが強くなると共に、ここへ来る者はいなくなり、住んでいた者も皆、他国へと移って行った。
人からは避けられ、魔物も寄り付かない。
そんな場所へ好んで住んでいる者がいる。
______俺が求めているのはその者だ。
廃城の中へと進んで行きながら、ある場所で立ち止まる。
タイルのデザインそのものとしては特に違和感の無いもの______だが、その場及びその周辺は、他の所とは異なり、汚れが少ない。
廃城という、言わば捨てられた場であるのにも関わらず、その1点のみ綺麗なのだ。
その1点のタイルに俺は慣れたように足を置いて、リズミカルに踏み込んでいく______1、2、3。
その3回目で下からの反動がくるため、直ぐに足を退けた。
すると、僅かにタイルが浮かんでいるため、それを足でひっくり返すと、深部へと繋がる階段が現れる。
しっかりとタイルの入口を閉めて、俺はその階段を降りていく......。
深い暗闇の中進んでいくと、道を示すように明かりが灯っており、行き着く先には扉があった。
それに合図なるノックを______するより前に、その扉が開き、俺の本命の女に似た顔の女が現れた。
「あらっ、久しぶりっ タイラー♡」
「よぉ、エイテル______」
『エイテル・ルテイエ』
黒髪ロングの165cmくらいの女。
甘ったるく囁くような声で、かつ、全身から色気が溢れ出ており、そして何より、胸と尻が大きく出ており、こちらの生物的本能をくすぐる。
服装は黒をベースにしたドロングスカートのようなもので、黒いウェディングドレスをイメージさせ、お世辞にも良い趣味とは言えない。
「______相変わらず、
「タイラーもねっ♡ それじゃあ、入って」
エイテルに促されるまま、扉の中へと入っていく......
部屋の中では、よくわからない瓶やら鍋やら色んな物が並んでおり、このエイテルの悪趣味な研究生活が予想される。
が、そんな俺のことを気にすることなく、
が、すぐにテーブルに辿り着いたため、俺たちは向かい合うように腰掛けた。
「さてと...... エイテルならわかっていると思うが______」
「罪宝のこと?」
「______あぁ、そうだ。 結論から言うぞ。 俺らが"
「ふふっ、面白そうっ それに、タイラーのその様子だと何やら考えがあるようね」
俺はエルドの策を大まかにエイテルへと伝えていく......
俺ら含む七つの財宝に見合う人数を集めること______現状、俺はエイテルを誘い、後はエルドが誘ってある。
そして、その7人の集まりの場は______
「『アルカナドラーズ』だ。」
『アルカナドラーズ』
犯罪者の中でも極悪な者たちの最後の収容所......。それも、そこは周囲が海で囲まれており、脱獄不可能と言われている、監獄"島"だ。
「......。 なるほど、大体のことは理解できたわ。 私が何をすべきか......も」
「なら、話は早ぇな、必要な
・
金持ちの娯楽______権利と金に任せて、自らの欲望を満たす歪な
この場に集うのは、様々な貴族たち。
そこに国境はなく、ありとあらゆる国の
現状、この世界の大きな勢力と言えば帝国と王国の2つだ。帝国___所属国を含む___以外の国の多くは王国と同盟を結んでおり経済的にもよい関係を築いている。
が、その帝国と王国はそれぞれ手を出すことはしないものの、それぞれに依存しないようにしており、静かに戦力を高めて牽制し合っているという、とても仲の良い状態とは言えない。
しかし、面白いことに、
というのも、戦略結婚______及び、それに近い不特定多数の相手との性交を繰り返して来たことによって、国は違えど、本質的にどこかで血縁が繋がっているかもしれないという疑念がお互いに生まれているからだ。
血縁に頼っている貴族たちにとって、実際に繋がっているかどうかが問題ではなく、可能性があるということが大切なのだ。
仮にもし、自国が落ちたとしても、血縁関係を匂わせることで、他国でも貴族としての___あるいはそれに近い___身分を維持できると考えている。
故に、こうして、貴族同士での______水面下での交流にてお互いが支え合っているのだ。
向上心よりもリスクを抑えるという守心的な思考______だが、リスクを抑える以上に、さらに大きなメリットもある。
それが
性奴隷の共有。
国によっては奴隷が許可されていない所もある__もちろん権力で用意できる___が、こうして貴族間で共有することで、この
そして、性奴隷を生み出させるための施設も貴族内で極秘に用意しており、その施設で
穴の内部に細工してたり、妊娠しないようにしたり、感度を上げたり......様々だ。
その性奴隷の中でも最高傑作と言われる性奴隷の『ゼロ』という______男だ。
「あぁぁぁぁ〜〜〜♡♡♡ だめぇっ♡ いくいぐっ♡ いぎますぅぅ〜〜〜♡♡♡!!!」
男と言ったが、声も、見た目も、その身体付きすらも、小柄で幼い娘のような容姿をしており、それは言うならば男性器が着いている雌______男の娘だだ。
精液を搾り取るためだけに改造されまくった尻穴や、喉奥は、男色に興味無いものもその快楽にみるみるうちにハマって行ったのだ。
貴族の1人は無我夢中で男の娘______ゼロの
まるで"孕ませよう"と言わんばかりに激しく、乱暴に......だ。
「出すぞっゼロっっっ!!! んんぅぅ!!」
「ぅぅ〜〜〜〜〜〜♡♡♡!!」
そして、貴族はキツキツの
その射精感を味わいながら、まるで女と本気で愛し合っているかのように、ゼロと深い口付けをする。
口付け......と言っても、こちらの欲望を満たすことが当然優先である。
そのことはこの
「んっ......! んんぅっ......!! ふぅ______よし、終わったぞ」
「あぁっっ♡♡!」
奥に注ぎ込み終えると,勢いを付けて"ちゅぽん"っと引き抜くと、ゼロの尻穴はぐぽっぐぽっ......と尻穴をひくつかせながら、この数分で色んな貴族たちに注ぎ込まれた精液がいやらしく逆流していた。
その様子を見て、全員がゼロに注ぎ込み終えたのを確認した1人の貴族が口を開いた。
「よーし、皆、ヤり終えたな んじゃあ、もう順番に好きにしていいぞ」
「はぁはぁ♡♡ あ______んんぐぅぅ♡♡!!」
その1人の言葉の後に、ゼロの身体は一度に複数の男の相手をするようになった。
ゼロの身体の貪れる所を貪り、快楽を味わい尽くす。
喉も、尻穴も、ペニスに快楽を与える______性処理のためだけに作られているため、女性器の何倍も気持ちいい。
もちろん、その本命の性処理穴たちを使うまでの間に、乳首や手などで自らの興奮を高め、精液を作っていくのだ。
それから何度も何度も、ゼロは貴族たちの性欲を満たしていく......。
留まることの無いような快楽が続くが、
「おっと、そろそろ時間......か では、皆さん、今日はここまでですね お疲れ様でした」
この外で性奴隷の身体を使っている時間は表上は貴族同士による集まりとなっているため、ある程度決められた時間でそれぞれ国に戻るようにしている。
そうすることで、仕事のように振る舞いやすく、その信憑性を高めることができるのだ。
貴族たちが満足した様子で帰っていく中で先程、全体に終わりを告げた貴族が使われた後のまま横になっているゼロに直接金銭を渡した。
「あっ......んんっ お使いくださりありがとうございましたぁっ.....」
「うむっ また頼むよ、ゼロ」
そして、最後にその貴族も帰っていく......。
それを確認すると、ぼくは服装を整え、その金銭を手に、部屋を出る。
与えられた金額は、あれほどの人数の相手をしていたのにも関わらず、値段にして1人分より少し多いくらいだ。
人数として考えると損のように感じるが、拘束時間では、実は
というのも、1人の場合は大半が一日中、その相手の性処理となるため_____過激なものを要求されるのもあるが______この数時間で終わるのならよい方だ。
それに......今、こうして性奴隷として肉体改造された身のぼくが"自由"に生きていけるのは貴族たちのおかげであるからだ。
肉体改造された性奴隷の存在が、知られることは貴族たちにとって
良くて、購入してくれた家庭での生活______だから、外を歩けるぼくの存在は異例中の異例。
男という身で、男の性処理特化に改造されたけど、服を着れば、外見的特徴で肉体改造されたかどうかの判断は難しい。
恐らくそれが______
「______っっ!! ......って、あれ? エルドぉ〜」
「久しいな。ゼロ」
考え事をしていると、目の前に長身な男にぶつかった。
名前はエルド・ドレイク
彼は確か......
「あれっ? エルドって貴族だったよね? なに〜?エルドも、ボクに興味が湧いてきた〜?」
「......。
「大丈夫だよ〜 もう"他の"貴族からお金貰っているから取らないよ〜」
「......。 本題に入ってもよいか?」
「え? うんっ」
「星が七つ......流れたのだ。」
「へ〜 すごいね〜!! ぼくも見てみたかったなぁ〜」
「......。 ......ゼロっ。 つまり、"罪宝"が落ちたのだ」
......?
「ん? ざいほう? あっ! お宝!? おたかr______」
「私が説明しよう」
・
時の流れを刻むものはここには無い。
そんなものは忘れてしまった。
この場に人権という概念は存在しない。
そのことになんら不思議はない。
この場にいる者は
それも、残虐に。
残酷に。
言葉では言い表せない程、酷く強く。
それは罪だ。
許されざる罪だ。
そう、俺も罪を犯した。
だが、
時の流れを刻むものはここには無い。
そんなものは忘れてしまった。
この場に人権という概念は存在しない。
そのことになんら不思議はない。
この場にいる者は
それも、残虐に。
残酷に。
言葉では言い表せない程、酷く強く。
それは罪だ。
許されざる罪だ。
そう、俺も罪を犯した。
だが、
............
孤独な世界では、永遠に繰り返される。
何度も、繰り返される。
何も変わらぬ日常。
自らの身体が朽ち果てて死ぬ時。
それこそが、この同じ毎日の変化なのだ。
「なんか、
久しぶりに聞こえてきた、自身以外の声。
久しぶりに重い瞼をゆっくりと開けた。
すると、目の前には男が立っていた。
「貴様は。」
「タイラント・テティス。 さぁ、同じ
<
index
>